「秘」という神秘的な字はとある一文字を足すことによってとても残念になる

「秘」という字に対して、勝手に素敵なイメージを抱いている。

秘密や秘宝といった、見るだけでワクワクするような字面に冒険心が煽られる気がするのだ。

こんな感じの例文が特にぐっと来る。

・秘密の部屋と僕の甥
・孫の秘密の宝箱
・秘密から始まる恋(甥)
・秘めたるパワーが今、解放されようとしている
・伝説の坂に秘めた想い 〜サイレント・ラヴ〜
・秘宝館

どうだろう。このような文章を見ると、心が沸き立つという人も多いはずだ。

なので僕は「秘」という字に対して、エキゾチックでロマンチックでアラビアンチックな感じがして、いつ見ても素敵だな、なんか良いなと感じる。

おそらく前世は、世界の秘密を解明しようと地球上を探検しまくった挙げ句、あと一歩ところで無念の死をとげた名のある冒険家だったに違いない。こたつの下やタンスの中などの、狭苦しい空間にいるとやたら落ち着くのは冒険家の魂が宿っているからに違いない。きっとそうに違いない。

ところが、この素敵な字である「秘」にとある字が合体してしまうと、さあ大変。とても悲しいことになってしまう。

その字とは「便」だ。

あんなに素敵な文字が、素敵な秘密をたくさん詰め込んだ、夢と希望のあふれる字が、なんということでしょう「便秘」というとても残念な字面になってしまうのだ。

素敵なものを秘めるために生まれた素敵な字のはずなのに、便を秘めてしまうなんて。ああ、ジーザス。ああ、ゴータマ。

秘密のときの「秘」と便秘のときの「秘」ではまるで表情が違う。

これが秘密の「秘」

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ファンタジックでサディスティック、それでいて、ごまスティックのような、ときにはササミスティックの優しさも感じられるのではないでしょうか。

秘密の「秘」にはすべての可能性が秘められていると言っても過言ではない。

一方、便秘の「秘」はどうでしょうか。

画像2

カッー! カッー! カッー! 

ケケーッ!

グエッグエッグエッ

グギャギャーッ! 

ドベシャーッ!

という、怨念、恨み、辛み、硬さ、汚れた便器、安い消臭剤の匂い、などが感じ取れる。恐ろしやの一言やもしれぬ。

まとめ

「秘」という字は不憫だナァ。「便」という字がこの世に存在しなかったら、素敵な「秘」のままでいれたのにねえ。

不憫だねえ。

 

 

ここまで読んでいる人がいるのか? 突然の便秘の豆知識コーナー!

便秘になりがちな僕が知っている、便秘の豆知識を言っていくコーナー。役に立つか立たないかは、あなた次第です。

・カフェインは良かったり悪かったりする
・食物繊維も良かったり悪かったりする
・うつ伏せになってゴロゴロしていると腸が動く気がする

カフェインを摂取すると大腸が刺激されるという噂があるが、カフェインを摂取しすぎても、利尿作用により体内の水分が少なくなってしまう場合もあるので要注意。

食物繊維は不溶性と水溶性があり、便秘の症状によってどっちを摂取すると効果的なのかを考えないといけない。間違ってしまうと、便秘症状が悪化してしまう恐れもある。恐ろしいぞ食物繊維。ただそれっぽいものを食べてればいいとは限らないようだ。

以上のように、便秘に良い飲み物食べ物はこれ! とは一概には言えず、素人では難しい。なので僕は、うつ伏せになってゴロゴロするのが一番おすすめである。一番ラクだし。考えすぎてもストレス貯まるし。便秘の原因はストレスも関係しているとも言われているし。

 

もう寝るし。